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サンキョー株式会社からのお知らせ

社会福祉法人さぽうと21 被災地支援活動報告

福島県相馬市、南相馬市の仮設住宅訪問<サロン活動>
(2014年7月31日~8月1日視察、10月8日及び12月11日~12日実施)


福島県は前述のとおり、地震と津波の被害に加えて原子力発電所の事故により、未だに多くの方が避難生活を余儀なくされています。中でも仮設住宅には、近親者やご友人を亡くされた悲しみと放射能への不安から、精神的に落ち込んだ状態が続く入居者が多いと言えます。そこで、長年当会で相談事業を担当する役員が中心となり、被災者の心のケアを兼ねた支援活動を計画いたしました。

まず2014年7月31日〜8月1日にかけて、相馬市・南相馬市の行政機関及び、相馬市で活動中の支援団体を訪問して協議を行った他、飯館村の障がい者施設、南相馬市や浪江町の被災地域などを視察し、情報収集とニーズ調査を行いました。

帰還困難区域に指定されている南相馬市の小高区や浪江町では、除染の作業員の姿や重機が数多く見られました。災害がれきを撤去するには、周囲の除染作業だけでなく、災害がれきや廃棄物の除染も行わなければなりません。撤去したがれきの受入先の確保も困難なことから、3年半経った時点でも、作業完了の見通しが立たない状況でした

 

行き場のない汚染がれきの山

行き場のない汚染がれきの山

立ち入り禁止区域(2014年7月31日)

立ち入り禁止区域(2014年7月31日)

「希望の牧場」の被ばくした牛たち
帰還困難区域で手つかずになっている民家(2014年7月31日)

上)帰還困難区域で手つかずになっている民家
(2014年7月31日)

左)「希望の牧場」の被ばくした牛たち

南相馬市役所の福祉課では、仮設住宅入居者の生活相談にのっている南相馬市社会福祉協議会(南相馬市 鹿島区)の担当者と協議を行いました。南相馬市は南北に広く、仮設住宅・復興住宅も広範囲に及びます。行政は入居者の確認作業に追われており、時には警察立会いのもとで安否確認を行うこともあるそうです。独居高齢者の見守り訪問や健康教室なども行われていますが、参加者は毎回ほぼ決まっており、知り合いもなく単身生活を送る入居者の中には、部屋から出てこない方も多いとのことです。

そこで、当会で相談事業を担当している役員と、カウンセラー養成講座を受講したボランティアが中心となり、特に年配の被災者の心のケアを目的として、社会福祉協議会が市内の仮設住宅・復興住宅で開催しているサロン活動に協力することにいたしました。

≪サロン活動第1弾 :被災者の方々の健康維持の為に≫

≪サロン活動第2弾 :みんなで歌おう・風邪予防に「ショウガ湯」!≫

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