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サンキョー株式会社からのお知らせ

社会福祉法人さぽうと21 2016年度 東日本大震災関連支援事業 活動報告

福島県で被災した家族への支援活動のご報告
(2016年10月/福島県相馬市と伊達市出身の子どもたちの交流活動を企画)

東日本大震災発生後、福島県では放射能の問題から子どもたちの屋外運動が制限されたこともあり、政府の調べでは他県に比べて運動不足による肥満などの健康問題が生じていることが報告されています。

さらに福島大学の調査によれば、子どもだけでなく保護者も、他県に比べて高い指数のストレスを抱えていると言われています。

これらの問題の解決に寄与する活動として、当会の姉妹団体 AAR Japan [認定NPO法人 難民を助ける会] は、屋外で遊ぶ機会の少ない子どもたちとその保護者を対象に、放射線量の低い福島県西会津町において、「西会津ワクワク子ども塾」と名付けた宿泊型の保養プログラムを、2012年7月から定期的に開催しております。当会では今年10月に実施した1泊2日のプログラムに協力いたしました。

このプログラムは当初、野外での遊びや自然体験による運動不足とストレスの解消及び、親子で取り組める工作や絵画などの創作活動を通じた情操教育を目的としておりました。

しかし回を重ねるにつれ、食事作り・片づけのような集団活動を通じて、被災者である参加者同士の関係が深まりつつあります。

また、西会津町の住民の方々が企画に参加してくださり地域交流が促進される等、さまざまな相乗効果が生まれ、参加者からも好評を得ております。

2016年度からは新たな試みとして、相馬市のNPO法人 松川浦ふれあいサポートと協力して企画し、実施しています。10月15〜16日に開催した第19回目は、相馬市と伊達市から、子ども15名、大人17名の合計32名(13家族)の方々が参加しました。

会場となった西会津町の保養施設「ロータスイン」は、家族単位で泊まれるコテージやバーベキューハウス、温泉施設があります。

加えて、隣接する運動公園には体育館や温水プールがあり、宿泊イベントに最適な場所です。

また町内には、「西会津国際芸術村」と呼ばれる廃校舎を利用したアトリエがあり、ワークショップの開催に使わせていただいております。

初日の午後は、地元の蕎麦打ち名人によるそば打ち体験を行いました。その後、地元の方が営むハウス農園でのしいたけ収穫体験と、上述の松川浦ふれあいサポートのメンバーによるシャボン玉作りを行いました。初めて会った子どもたちもすぐに打ち解けあい、協力し合ってそば打ちをしたり、シャボン玉作りをして仲良く遊ぶ様子が見られました。

その晩は参加者全員で夕食を作りました。子どもたちは慣れない手つきで包丁を握り、大人たちの手ほどきを受けながら調理をしました。

保護者同士も話し合って役割分担を決め、子どもたちへの調理指導を率先して行ってくれました。また、子どもだけでの炊き出しを体験してもらおうと、屋外用の大鍋とガスボンベを使ってカレーを作りました。

子どもたちは鍋の具材を交替でかき混ぜたり、味見をしたり、配膳をしたりと、共同作業を学びながら、参加者全員分のカレーを完成させました。

2日目は皆で一緒に作った朝食を食べた後、「西会津国際芸術村」のアトリエへ移動。京都造形芸術大学の村山修二郎先生による「緑画(りょくが)」のワークショップを行いました。緑画とは、自ら山に入って摘んだ草花を、手で直接紙に擦り付けて描く絵画の技法です。草花の種類によって色が違ったり、絵の色合いが時間とともに変化したりするなど、多様な自然を体感できるワークショップとなりました。

昼食は、西会津町の方々のご協力により、手作りピザ窯で地元野菜をふんだんに使ったオリジナルピザを作りました。

今回、収穫体験、ワークショップ開催やピザ窯の手伝いのため、西会津町から9名の方々がご参加くださり、福島県内の地域交流の場にもなりました。当会の姉妹団体 AAR Japanでは、今後も福島県内の人々の交流が深まるよう、活動を続ける予定でおります。




【参加者の声】
「子どもは不安そうにバスに乗ったのですが、すぐにお友達ができてうれしかったです。食事作りでも参加者がお客さんにならず、子ども同士、親同士が協力して作る姿を見ることができて良かったです。知らない家族同士が協力し合って過ごす時間も大切だと感じました。」

「同じ福島県内に住んでいても、西会津に来ることはなかったので、地元の方ともお話ができて、よい機会でした。震災後は幼稚園での遠足が中止になり、一度も行くことがなく卒園したのが心残りでしたので、今回親子で参加できて、自然の中で絵を描いたり、互いに協力して食事を作ったことなど、とても良い思い出ができました。」

 

支援先  福島県相馬市、伊達市出身の被災者 32名(13家族)
支援内容 第19回 「西会津ワクワク子ども塾」 の開催(1泊2日の野外体験、交流活動)
実施日時 2016年10月15日~10月16日
会場 ロータスイン、西会津国際芸術村 他 (福島県西会津町)
参加者数 41名(子ども15名、保護者17名、西会津町民9名)
協力 AAR Japan [認定NPO法人 難民を助ける会]

 

利用者の方々の作業の様子

子どもたちは特大のシャボン玉作りを
して大喜び。
緑色のジャンパーを着た方々は、
ご協力くださった相馬市のNPO松川浦
ふれあいサポートのメンバーです。
(2016年10月15日 福島県西会津町)

 

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