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社会福祉法人さぽうと21 被災地支援活動報告

防犯灯設置プロジェクト 進捗状況

〈岩手県大船渡市盛町字みどり町〉

さぽうと21より被災地支援活動報告がございましたので転記致します。

【地区の状況】

みどり町は大船渡市の中心部に近く、JR盛駅と盛川に挟まれた住宅街。海岸からは2kmほど内陸にありますが、東日本大震災の際に津波が押し寄せ、地区の住宅の大部分が流失または浸水し、町が破壊されました。

その後、行政上「居住可能区域」と判定され、壊れた住宅の復旧や新築が進んでいます。

震災後2年を経た現在、約160戸の住宅街となっており、将来的には県営災害復興住宅も建設予定。アパートやマンションの建築が進むにつれて、土地が流出した地域などからの転入者が増えています。

 

【設置の経緯】

市内外から新しい住民が増加し、みどり町一帯が住宅密集地になりつつある一方で、行政的措置が間に合わず、町内の防犯灯増設本数は、現状では年に1本ずつという非常に限られた状態です。

 

大船渡市役所がある駅の西側は商店街があるため比較的明るく、震災後も、夏には地域の伝統行事である灯籠七夕まつりが復興を祈念して行われており、多くの人出で賑わいます。

 

一方、南東側にあるみどり町は公民館や職業訓練校、葬祭センター、保育園等の他はほとんどが民家で夜間の照明が非常に少なく、暗い道路を通って学習塾に通う子どもたちの親などから、事故や治安の悪化を心配する声が寄せられておりました。

 

そこで、行政と協力して、認定NPO法人難民を助ける会と社会福祉法人さぽうと21が、防犯灯の設置を支援することとなった次第です。

 

【設置工事の概容】

地域を担当する公民館役員の巡回調査により必要性が高いと認められた20ヵ所(住宅地数ヵ所の他、職業訓練校、公園、診療所の付近など)の電柱に、防犯灯を設置中。

 

被災した地元の電気工務店を通じて2013年6月に工事を開始し、7月19日に点灯式を行う予定となっております。

【今後の計画】

大船渡市を中心に、募金状況によっては他の被災地区も対象とし、当面、年内に100ヵ所に防犯灯を設置する予定です。予算は約700万円。

① 設置前のみどり町の道路(2013年6月1日撮影)

 設置されたLED防犯灯

下校後の子どもたちが次々に通ってくる英語教室前の夜道を照らす1台

 

真っ暗だった葬祭センター前にも、ようやく明かりが灯りました。

 

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