関東を中心に「ＳＡＰ」の屋号で16店舗を展開するサンキョー株式会社（代表取締役　阿部恭久）は、埼玉県越谷市と「災害時における帰宅困難者一時滞在施設の提供に関する協定書」を締結し、7月13日に越谷市役所で協定締結式を行われた。
式には、ＳＡＰ蒲生店の店長　池田孝二が出席し、越谷市の福田晃（ふくだあきら）市長と締結書を交わした。今回締結した協定は、首都直下型地震が起きた場合やその他大災害が起きた場合に、多くの帰宅困難者が発生することが予想され、そうした時に蒲生駅前（東武伊勢崎線）に帰宅困難者が一時避難でき、トイレ、水道、冷暖房設備、電気設備の提供のほか、駐車場の開放、食料や生活用品の提供、公共交通機関の運行状況や道路情報の提供、その他、越谷市と連携し帰宅困難者の受入れに関し協力できる事項を提供するという内容。
ＳＡＰ蒲生店は蒲生駅前で地元地域の皆様に愛され32年営業を続けております。支えてくださる皆様に恩返しできることは何かと考えた時に、地域発展・活性・貢献という面において越谷市に協力できることがあるのではないかと思い、2021年夏以降より越谷市の危機管理室と協議した結果、今回こうした形でお役に立つことができた。今回の協定にとどまらず、地元地域の方々に、必要な施設、必要な店舗としてもっともっと愛されるよう努力を続けてまいります。
また、福田市長からは、民間企業にこのような形で力を借りられることは大変うれしいことと感謝の意を頂戴した。締結式終了後の市長ブログでもその様子が掲載された。

越谷市長　福田あきらブログ